スキーで腓骨の下端を骨折してしまった高校生。
3/7に骨折をして、本日で12日が経過しました。
昨日、1回目のレントゲンチェックがありましたので、ご報告いたします。
向かって左側の骨が腓骨と呼ばれる骨です。
これだけご覧になっても分かりづらいと思うので、下の解説図をご覧ください。
メモを残しました。
2箇所がメインの骨折エリアとなっています。
それでは、昨日のレントゲンをチェックして行きましょう。
果たしてどうだったのでしょうか?
少しは改善してきているのでしょうか?
まずは、レントゲン画像をそのままご覧ください。
上のチェックしたところを中心にご覧ください。
あれ?
気づきました?
斜めの線は残ってる。
残ってますよね?
でも、
横のラインがだいぶ消えてきてますよね。
赤の丸のあたりです。
上のレントゲンと比較して明らかに線が薄くなりました。
恐るべし、超音波効果といったところでしょうか?
〜油断は禁物〜
捻挫の延長で頻発する腓骨下端やクルブシの骨折は、非常に多い骨折です。レンタルされるユーザーさんも非常に多いのが特徴です。
こちらの患者さんは、10代で言い換えれば、世代の中で最も速く治る世代といっても過言ではありません。
彼が3ヶ月治癒にかかれば、年齢が上がるにつれ、治癒に時間はさらにかかることでしょう。
そういった意味で、彼の治療は腓骨下端の治癒を見る上で、私たちにとってみれば、基準になってきます。
油断は禁物ですが、今後もしっかり治療を継続して行きたいと思います。