2022 5.6 腓骨下端骨折のその後が怖い理由とは?

骨が付くのにも時間がたくさんかかってしまう腓骨下端骨折。


それ以外にも大変なことがのし掛かってくるのはご存知ですか?



今回は、腓骨下端骨折後にフォーカスしてご紹介していきましょう。

右側が腓骨下端骨折をした側です。

リハビリを始めて1週間ほど。

初めは、体重をかけるのも出来ませんでしたが、なんとか、ステップの上に足を乗せて、体重をかけられるようにまでなりました。


でもなんかスムーズに出来てないですよね?


素朴な疑問ではありませんか?

なんなの?

この感じ?

もし、自分が骨折になって固定されたら、こうはならないんじゃないかって。

骨折でない側からの着地

こちらの動画では、患部ではない左側から降りてますが、

右側がかなり痛そうな動きしていますよね?


骨折側からの着地の場合

比較的スムーズに着地動作が出来てます。


これはなぜなのでしょうか?

ポイントは、

足首のマイナー関節が硬くなる。




足首周りは、実はこんなに骨と骨が連結する関節があるんです。

これらの関節は動きは大きいわけではないので、あまり目立ちませんが、滑らかな動きをする上でとても大切な働きをします。


一番初めの動画は、

いま上で示したような関節がまだ硬くなっていて、スムーズにコントロール出来ていないので、


ギコチナイ動きになってしまうのです。



ただ、ステップを降りる動作にしても、さまざまな関節が機能してるんです。

逆に骨折部側からの着地の場合、

足がとりあえずベタ足で着地出来ればいいので、

着地だけを見れば、少しスムーズに見えますよね。


次回は足首周りの関節を柔らかくするのに必要なリハビリをご紹介します。