皆さん、こんにちわ。
骨折 .com 清水です。
今回は、足首骨折での心得をお話ししたいと思います。
はっきり言います。
足首骨折における知っておきたい3選をお伝えしたいと思います。
足首を始めとする、くるぶし、踵骨、脛骨、腓骨下端骨折など足首周りの骨折は、
そして精神的にも辛いです。
写真の方は、10代男子です。
人間というカテゴリーで見た時に、最も早く骨折が治りやすいカテゴリーに分類されます。
成長ホルモンも大量に分泌されてますし、代謝も成人男性に比べて旺盛です。
足回りの骨折をすると、こんな優雅にシャワーを浴びたりすることだって容易に出来ません。
トイレだって一苦労です。
おまけに洋服を着るのだって人の手を借りないとキツいレベルです。
ちなみに、腓骨下端で当院に来ていた10代男子は、
「母親にパンツやズボンを替えてもらっていました。」
そう言っていました。
10代男子が母親にズボンを始め、パンツまで履き替えてもらうって結構辛くないですか?
ちなみに私だったら、何が何でも自分でやろうとはしますが、
そのくらい、自由が効かないとも言い換えられますよね。
はい、これ一番大きい要素かもしれません。
足回りの骨折って、基本、
具体的に何を指すかというと、
「自分なりにかなり良くなっている感じがする。」
とします。
例えば、
腫れも最初の頃に比べて、かなり引いた、内出血もかなり引いた、痛みのレベルも引いた、
そうなると、人間の心理って、
って決めつけちゃうんです。
足首周りの骨折は、そう簡単には行かせてくれないんです。
いくら、自覚的にかなり改善していると実感しても、
そんだけ、足回りの骨折って難しいんです。
ちなみに具体例を出してお話しさせていただくと、
こちらの腓骨下端骨折の10代男子。
人間というカテゴリーに当てはめると、最も早く治るカテゴリーに属しています。
腓骨下端骨折などはセオリー的に多くのドクターはギブスをします。
しかし、私どもは、彼にギブスを希望しないように伝えるようお願いをしました。
なぜなら、
超音波などの治療をしたいからです。
ギブスで固定されてしまうと、
超音波などの治療が出来ないからです。
一般の方は、どうしてもレントゲン上での骨の状態を気にしちゃうと思います。
当然ですよね。
骨折をすると、2週に1回ほどのペースで病院に受診し、
レントゲン撮影、
チェックというのが基本路線だと思います。
しかし、レントゲンベースで考えていくと、
というのも、
皆さん、骨折をすると、医者の助言に耳を傾け、
多くの方は、
安静にします。ギブスだってします。
それが、1ヶ月、さらに数週間と続きます。
そうなると、人間の心理的に、
そういった、心理になります。
ところがどっこい、
医者の助言通りやっても
「骨は戻らないんです。」
そんだけ、足周りの骨折はメンタル的にも覚悟が必要なんです。
どうしても骨の再生速度が遅くなってしまう、足関節周りの骨折。
私たちは、今回の検証で、
早期の段階で、
させました。
本来ギプスをしてしまうと、
2ヶ月近く、ギブス固定しなくてはなりません。
そんなの考えられますか?
2ヶ月近く、お風呂に付けられないんですよ。
そんだけ辛い思いしても、骨の再生速度は遅いんですよ。
それなら、超音波治療しながら、
リハビリも早いうちからスタートさせて、準備sておいた方がよくないですか?
もちろん、骨のズレが大きいといったケースなどは、ギブスでしっかり固定したり、手術だって必要になると思います。
そこまでズレが大きくない骨折でしたら、
ある程度、治療とリハビリ並行パターンで行った方がいいことは間違えありません。
ギブスで固定すると、
骨が付いてから、
周りの腫れを取って、
足首周りの動きをよくして、
少しずつ、加重をかけていく、
そういった流れになってきます。
固定はしっかりしてますが、同時に超音波やマッサージなどのリハビリも続けているおかげで、骨はまだ完治していませんが、
患部周辺の腫れ感はかなり落ち着いています。
ギブス固定して何もしていないと、
骨がついてもここからスタートするイメージです。
さすがに内出血はないでしょうが、周囲の腫れなどはがっつり残っている状態からリハビリがスタートします。
そこを触るのも痛がりますから、骨がついてからも結構時間だってかかってしまいます。
この状態ですと、
もちろん、
いかがでしたでしょうか?
つい専門分野なので熱く語ってしまいました。
足回りは、とりあえず超音波治療をしておいた方がいいです。
間違えありません。