こんにちわ。骨折 .com 清水です。
一度、ご報告したことがあるんですが、超音波レンタルランキングでも上位に位置付けるのがそうです。
タイトルにもある通り、腓骨下端骨折です。
今回は、スキーの時に腓骨を折ってしまった高校生をご紹介します。
固定はこんな感じです。
まだ腫れが強いのでシーネ固定のみです。
包帯を取っての写真がこちらです。
だいぶ、内出血が出ていますよね。
全体的に、黄色みががってます。
ここでポイントになるのが、この内出血をいち早く、吸収させてあげるのが、早く治す上でとっても重要なポイントになります。
余計な血液や組織液などを残しておくと、患部周りを硬くしたり、新鮮な血液が入ってくるのを阻害しかねません。
この角度から撮ると、足の腫れ具合がかなり明確に分かりますよね。
まず足首が1.5倍増といっても過言ではないんじゃないでしょうか?
そして、左足は、指に向かって走る腱がはっきり見えますよね。
右は、まったくその様子が見えません。
それだけ腫れてしまっているんです。
炎症反応が起こっている状態です。
超音波の治療風景です。
内出血の箇所は、あくまでも骨折部より重力の影響で下に落ちたものなので、直接そこが骨折部とイコールになるというわけではありません。
足の先端と足首にパットがついているのが見えますでしょうか?
これは、高周波治療を行なっていまして、電気の力で停滞している循環の促進をさせたりしています。
腓骨下端の骨折の場合、順調に行って2ヶ月ほど骨がつくのに時間がかかります。
ちょっと時間がかかる方ですと、3ヶ月はかかります。
長期戦が必須となってきますが、小さなことの積み重ねで骨の治癒期間の短縮は十分可能です。
引き続き、彼の治療の様子をアップしていきますので、腓骨下端骨折された方などは、ぜひぜひ参考にしてください。