同じ鎖骨の骨折でも、骨折した線だけなのか、はっきり骨がズレるほど骨折なのか?治りにも大きな差が出るのが骨折です。
今回は、骨折 .com の超音波治療器の最も多い負傷部位をランキング形式でお伝えしたいと思います。
さまざまなケースがありますが、疲労骨折が原因のパターン、捻挫で骨折に行ってしまうパターン、また直接足先をぶつけて骨折していまうケースがありました。
大したことないと思っても、意外と骨の付きが悪かったりして、超音波のレンタルをオーダーされる方がいらっしゃいます。
お子さんからのご両親の骨折用にということでのオーダーが多いのが特徴です。
ご年配の方の多いのが、転倒時に大腿骨の頸部と下のイラストの線で囲った周辺を骨折しやすいのが特徴です。
大腿骨の骨折をしてしまうと、手術を行う事例も多くなっています。手術をしない場合でも、長期間の入院を余儀なくされてしまうの傾向があります。
ご高齢の方が長期間の入院生活を強いられると、運動能力の低下だけでなく、認知機能も気付かぬうちに低下してしまいます。
そのため、骨の癒合をできる限りに短縮させ、リハビリに移れるようにもっていけるかがカギとなります。
こんな事例があったので、ご報告致します。
90代の女性で半年ほど前に恥骨の骨折がありました。
整形外科に週に1度通院はしていたものの、骨折の回復とまでは行かない状況でした。
そこの整形外科でも超音波のレンタルを行っていたそうなんですが、先生がいまいち、貸すのに積極的でなかったと、対応もいまいちで、ネットで私ども骨折.comを見つけ、ご利用いただきました。
3週間の利用で激変
1日2回30分の治療をひたすら3週間行って頂きました。すると、「骨折線が見事消えました!」
嬉しいご報告を頂きました。
整形外科などで週に1度だけでは足りなかった可能性が高いですよね。集中的に治療を行うだけで、骨折が治った素晴らしい事例です。
発生パターンとして非常に多く、足首を捻挫した際にくるぶし部分(外果がいかと呼ぶ。)も骨折したり、剥離骨折(はくりこっせつ)してしまうパターンがあります。
初めは、捻挫かなと思うかもしれませんが、どんどん腫れが増して、内出血も酷くなっていくのが特徴です。一晩経つと、外側だけでなく、内側にも内出血や腫れに覆われてしまうケースもよくあります。
上の写真は、受傷直後の腓骨下端の骨折の様子です。くるぶしの下に赤紫の内出血が確認できます。
腓骨下端の骨折は、足趾でもそうですが、非常に治り辛いの特徴です。その大きな要因として、血流が悪いということ。
心臓から最も離れているエリアであり、重力に逆らって、心臓に戻っていかくなくてはなりません。
多くのケースで、くるぶしの骨折ではギプスで完全に固定されてしまいます。完全に固定することで、足首を一切動かない状態にして、くるぶしに負担をかけないようにします。
心臓から来た足の血流は、筋肉の収縮によって心臓の方へ血流が戻って行きます。それがギプスで固定されてしまうと、どうしても血流の循環が著しく低下してしまいます。
その結果として、新鮮な血液も供給されない為、治りに時間を要してしまうのです。
骨折を早く治す為に、患部に負担をかけない意味でも固定して安定させるのは大切ですが、血液が流れる環境も大切なんです。
骨折 .com のお客様でお医者さんのご理解のもと、ギプスで足首を完全固定されたのですが、超音波治療のことも伝え、骨折部に窓を作ってもらい、超音波治療を出来るスペースを作ってもらったという例がありました。
本来であれば、ギプス固定で超音波治療もできないところ、ギプス固定しながらも、超音波治療を継続できた例がありました。
今ご紹介した例は特例で、ギプスを巻いてもらって窓を作ってもらうのは、非常に珍しいケースです。
またドクターによっては、そもそも超音波治療に理解が得られないケースもあるので、まずは相談からしてみると良いでしょう。
いかがでしたか?
骨折は年齢、性別、骨折の状況などによって、治るペースは大きく変化します。ドクターの指示通り、安静に治療をしていても骨が全く付かない、そんなケースだってよくあります。
不安な時は、お気軽にご相談してください。