超音波は、ホントに骨折に効果があるのか?
これをテーマにモニターを集い、その方にありのままをレポートして頂くこの企画。
先日、ご紹介した選手権出場選手が骨折していた方のお父さまがレポートです。
お父さまの生々しいレポートをご覧ください。
状況の確認ですが、
ご家族は、兵庫県にお住まい。
息子くんは、サッカー留学で北陸の高校へ寮生活を送っている状況です。
息子くんの高校は県で優勝、選手権出場を果たしました。
その後からのストーリーとなります。
選手権が終わり、約一年半ぶりに自宅へ帰ってきました。
滞在は1月3日までで、
選手権前に負傷したところの腫れを初めて確認しました。
また、この時、普通に生活も出来ており、選手権の時は痛み止めを飲んでいたようですが、実家に帰って来ても普通にサッカーの自主練をしていたので折れているとは本人も含め、周りの誰一人、思いもしていませんでした。
選手権前からの怪我だったようですが、下手にレントゲンなど撮って、骨折などしていたら、休まざるを得ないですものね。
薬を飲みながら、気合いで乗り切ったのでしょう。
続きをご覧ください。
高校へ戻り、新チームでの活動が始まり、1月22日からジャパンユースプーマサッカーリーグへ参加することが決まったのですが、まだ治らないことに焦り出したようで、
病院を受診する事になりました。
1月18日に整形外科を受診し、レントゲン撮影をしましたが、骨折の疑いがあるが、レントゲンだけで、骨折していると判断できないと診断されたようです。
サッカー出来てるなら、2ヶ月後にレントゲンを撮影し、判断しましょうと言われたようです。この病院にはCTはありませんでした。1月19日にセカンドオピニオンで別の病院にてCT撮影を行い、骨折と診断されました。
その診断を受けた骨折がこのようになっていたということです。
今回のサッカー選手権くんの事情を簡潔にまとめると、
①12月練習中に踏まれ、小指を負傷。
②かなり痛かったけど、選手権近いので、気合いで行く。
③選手権も痛み止め飲んで、気合いで行く。
④選手権後、自宅に帰って、腫れを確認、痛みもまだある。
⑤新チームスタートも、痛み引かず精密検査で骨折だった。
〜モニター採用の経緯〜
サッカーの選手権に出場するくらいのエリート選手が骨折をしていたのと、骨折の度合いが非常に悪かったので、題材として非常に興味深かったので採用させて頂きました。
そして、お父さまの対応も丁寧で協力的な方だったので、即採用でした^^
今回のケースは、はっきり言って、非常に難しいケースです。
骨折を治していくのに、必要なのが、もちろん超音波を当てることは言うまでもありません。
しかし、
まず持って、
安静、安定の状況を作ってあげることが最優先となります。
この環境下で、はじめて骨が再生モードに入っていきます。
詳細については、次回に述べさせてもらいます。
乞うご期待。